井口家具

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やっぱりインテリアが好き物語

お部屋を広く見せるための収納家具の配置とリーン・ロゼのソファ『ブリガンタン』のコーディネート

ソファ

マンションのリノベーションを機に家具の新調のご相談をいただいたIさんです。ご自宅の家具のほとんどをコーディネートさせていただきました。

マンションのリノベーションは、ご主人にとって車いすでの生活がしやすいようにユニバーサルデザインにフルリノベーションし4LDKから3LDKへ間取りも変えられたとのことです。

そんなIさんのお家へ納品した家具のコーディネートの紹介と納品後の感想を伺ってきました。

この記事では、お気に入りのリーン・ロゼのソファと別注で製作した神棚やハンキングボードなどのリビングコーディネートについてご紹介します。

〜Iさんデータ〜

・購入家具:テレビボード(シラカワ家具『ラプト』)、ハンキングボード(吊戸棚)(シラカワ家具)、神棚(杉本家具『うかぶ神棚』)、ソファ(リーン・ロゼ『ブリガンタン』)

1.収納重視でもお部屋を広く見せるためのテレビボード・ハンキングボード選び

Iさんは、昔からいのくち家具で家具を購入いただいているお客様です。

今回は、リノベーションを行う工務店のコーディネーターとの連携もしっかり図れるということでいのくち家具に家具コーディネートのご相談をいただきました。

いのくち家具以外にも壁紙やキッチン選びのためにほかのショールームにも行かれていたとのことです。

ショールームで選ばれた壁紙やほかの建具と家具の相性(カラーや雰囲気)は重要なので、どのような壁紙を選ばれたのか、またどのような雰囲気のお部屋にしたいのかを伺いながらコーディネートしていきました。

お部屋についてのご要望を伺うと、「広々とした空間づくりをしたい」とのことでした。

このご要望をもとに、まずはテレビボードから一緒に選びました。

テレビボードのご要望を伺うと、「収納重視で壁面収納のテレビボードが欲しい」とのことでした。店頭で取り扱いのあるテレビボードでご要望に該当しそうな商品をひとつひとつ見ていきました。なかなかビビッとくるものがなかったようでしたが、近くに展示していたシラカワ家具のハンキングボード(吊戸棚)を気に入っていただけたようで、壁面収納はハンキングボードで叶える形となりました。しかし、テレビボードも壁面収納と並行して置きたいということで、統一感を出すために、同じメーカーのシラカワ家具で提案させていただきました。いくつか見ていただき、丸みのある柔らかなシンプルデザインの『ラプト』を選ばれました。

テレビボードとハンキングボードのカラーについては、リノベーションで床材を明るめのチェリー材にされたこともあり、濃いめのウォールナット材でご提案しました。

床材より濃いカラーにすることで、お部屋全体を引き締める効果があります。広々とした空間づくりのためにもメリハリを付けることは重要です。

また、テレビボードの横には工務店で新しく製作する扉が設置されるとのことで色合わせのためにテレビボードの色見本を工務店に貸し出し、同じ濃いカラーにしていただきました。

このような対応も連携の取りやすさがあるからこそできることです。

ちなみに、工務店が製作したこの扉は、仏壇を収納する収納庫です。扉自体を収納できるよう製作され、使い勝手も良く、お客様の希望通りで大変よろこばれていました。

また、工務店のコーディネーターさんと相談して、壁面収納(ハンキングボード)はお部屋が狭く感じやすくなる要因になるということで、梁下に設置し圧迫感のないようにいたしました。

家具選びに戻り、神棚はお客様から「従来の神棚ではなく、シンプルでおしゃれなものにしたい」とご要望をいただき、静岡県の杉本家具(家具や仏壇、神棚等を製造している会社)の『うかぶ神棚』をご提案しました。いたってシンプルで、その名のとおり浮游感があるすっきりしたデザインです。神棚は明るく、清浄な場所に置くことを望まれており、実際に設置すると、要望通りとお客様に大変喜んでいただきました。

〈家具選びのポイント〉

床材のカラーによって家具のカラーを決める

→狭い空間を、狭く感じさせない工夫

リビングボード、建具を統一したカラーにする

→統一感で出す工夫

リビングのカーテンについては別の記事で紹介いたします。

気になる方はぜひチェックしてみてください!

2.軽くて掃除で移動させやすいリーン・ロゼのソファ『ブリガンタン』

ここからはお客様のお気に入りのソファについてです。

来店当初は、ソファは「お手入れがしやすい革張りでゆったりと座れるハイバック仕様が良い」と店内で探されていました。また、リノベーションにより、思ったよりもリビングが狭くなってしまうということで「コンパクトなものにして、お部屋を広く見せたい」とのことでした。

お部屋の間取り図を確認させていただくと、リビングの狭さだけでなく、ハイバックにするとダイニングテーブルからリビングのテレビが見えづらくなることが推測されました。

その旨をお伝えし、ミドルバックのソファを選ぶご提案しました。

また、お手入れのしやすさも重要ですが、ゆったり座れるということを重視すると布張りの方が良いことを提案をさせていただきました。

布張りは革張りに比べて、優しい雰囲気になりふんわりと柔らかい座り心地になります。

この2点の提案について、実際にソファを見てみたいということで、選択肢を増やした上でいくつか試座していただきました。

その結果、帆船の帆が風を受けているイメージのリーン・ロゼの『ブリガンタン』に決定しました。このリーン・ロゼの『ブリガンタン』は、7種類のウレタンフォームの組み合わせと、カバーにキルトされた弾力性のあるポリエステル綿がソフトで包みこまれるような座り心地が人気のソファです。また、リラクゼーションには最高のソファで、なんと言っても、ウレタンフォームなのでとても軽く、動かして掃除をするのがとてもラクになります。

カラーはカーテンとダイニングボードに合わせてホワイト系をおすすめしました。

納品後には、お客様から「テレビを鑑賞したり、横になって仮眠したりするの最適です。」とご好評をいただきました。

お客様に購入いただいた、リーン・ロゼの『ブリガンタン』は2人掛けですが、1人掛けのものもございます。リビングだけでなく、自室でゆったり休みたい方にもおすすめの商品になります。

3.おわりに

今回のように昔からご来店いただいているお客様から家具のコーディネートの相談をいただくことは少なくありません。中にはご相談の際にスタッフの指名をいただき、コーディネートを提案させていただくこともあります。それだけ信頼していただいているということだと思い、嬉しい限りです。

いのくち家具は創業96年(2022年現在)で、多くのお客様に家具をご提案してまいりました。今回のお客様もご両親の代からお付き合いがあり、世代を超えて家具のご相談をいただけることは非常に嬉しく思っております。

家具は消耗品ほど頻繁に買い換えをすることはありません。また、比較的高額なお買い物になるため、いのくち家具としては、質が良い商品のご提案はもちろんのこと、お客様の購入後の後悔のないよう、安心して購入していただけるようにご提案をしております。

今回のリノベーションももちろんですが、新築やお引越しで家具を探されている方は、間取りに合わせた家具の配置やコーディネートを考えなくてはならないかと思います。

皆さんも気になる家具や家具選びの悩みがありましたら、いのくち家具にぜひ相談してください。

デザインだけでなく利便性やお家の間取り、あなたの理想に沿う提案をさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

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