1. 総柄のフロントレーススタイルのカーテンコーディネート

Oさんご夫婦は、いのくち家具へ初めて来店されたお客様です。

他にも複数のお店に行かれていたようで、「家具のコーディネートなどトータルサポートができてかつ、気に入ったカーテン・レースカーテンがあるお店を探していた」とのことでした。

他のお店でもソファやテーブルなど気に入った家具はあったようですが、カーテンの種類がないなどだったそうです。

いのくち家具は、家具・インテリアの品揃えは実店舗だけでも3500点以上、カタログでご案内できるものを合わせると数限りなくございます。また、カーテンまわりの商品だけでも実店舗に800点以上の品揃えがございます。1階はカーテンフロアとなっており、歩きながらカーテンを見比べていただけます。

ご来店いただいた際にはお家の間取りの図面を持っておられたため、図面を基に内装に合う家具のコーディネートをサポートしました。

ここでは、カーテンまわりのコーディネートについてご紹介します。

カーテンまわりは奥様といのくち家具の担当コーディネーターとでカタログを見たり、引っ越し先に持って行ったりと最も時間をかけました。

奥様から「カーテンまわりをこだわりたい。フロントレーススタイルにしたい。」とご相談があり、担当コーディネーターから提案させていただきました。

フロントレーススタイルにする方は最近増えています。

レースカーテンに合わせてドレープカーテンも一緒に見ていきました。ドレープカーテンとは薄手のレースカーテンに対して厚地の生地で仕立てたカーテンのことを指します。

〈フロントレーススタイルとは？〉

フロントレーススタイルとはレースカーテンを室内側に取り付けるスタイルのことです。

厚手のドレープカーテンの手前（室内側）に取り付けるので、レースカーテンの模様が美しく浮かび上がります。透明感の高いレースカーテンを厚手のカーテンの上に重ねることで、デザインが映えお部屋が華やかになります。

いくつかご希望に合うようなレースカーテンとドレープカーテンの候補を出させていただきました。

気になる柄や色味のものをマンションの内見会の際に持っていき、お部屋の雰囲気に合うかどうかを奥様に実際に確認していただきました。

フロントレースカーテンにする際に難しいのはカーテン選び です。レースは透け感のあるものや模様がきれいに出るもの、上品なものが向いています。また合わせる厚手のドレープカーテンによっても雰囲気がガラッと変わるのでコーディネートは難しくなります。

最終的にご予算とお家の床の色味に合わせて、「第一印象で気になっていたものがずっと頭に残っていて、やっぱりこれでした！」とアスワンの総柄のレースカーテンに決定しました。

光沢感のある生地にエレガントな装飾モチーフが施された総柄のレースカーテンです。

今回の取材で使い心地を伺うと、「購入時には想定していなかったが、夕方には透けて見える総柄がとてもきれいで、夜も総柄がしっかり見えて、満足しています！」と仰っていただけました。

2. モダンな雰囲気を演出するソファ・ダイニングセットのコーディネート

ここでは、リビング・ダイニングコーディネートについてご紹介します。

リビングではソファのコーディネートをサポートさせていただきました。

ソファについては、「置く場所は部屋の中央で、落ち着いた雰囲気にしたい。できればL字が良い。」とご要望をいただきました。間取りの図面を基に、ソファを見ていただき座り心地を体感いただきました。デザイン性と利便性より、日本フクラのシェーズロングソファ『インクーンマチルダ』に決定しました。

シェーズロングソファは、片側のみに肘があるワンアームソファで、アームが片側のみのため、座面が幅広く活用でき、圧迫感が少なく、空間を広く見せることができます。

デザインもスッキリとしており、モダンな雰囲気を演出することができます。ファブリック素材のソファですが、汚れた場合はカバーを取り外してクリーニングを行うことが可能です。

『インクーンマチルダ』は豊富なカラーバリエーションも魅力です。オーダー色も合わせると40種類以上あります。内見会の際に生地見本を持っていき、お部屋の雰囲気に合うものをとグレー色を選ばれました。

ダイニングでは、ダイニングセット（テーブル・チェア）のコーディネートをサポートさせていただきました。

引越し先のお家のダイニングについて、「 リビングとひとつなぎになるので、リビングとダイニングで統一感を出したい。」とご要望をいただきました。

ソファ同様にいくつか見ていただき、最近、流行りのセラミック素材をご紹介すると気に入られ、TARNYのダイニングセットを選んでいただきました。

テーブルの天板は角を削り、丸みのあるやわらかい印象に仕上げられております。テーブル脚は奥行き方向に座る際、足元が窮屈にならない設計になっております。

天板のセラミック素材は陶磁器のことです。 高温で焼いたセラミックを天板に使用したテーブルは熱・キズ・汚れに強い、が最大の魅力です。金属などでこすってもキズが付きにくく、汚れや水滴が染み込まないので毎日のお手入れが簡単です。

また、チェアは背もたれに持ち手の付いたおしゃれでシンプルなスタイルになっております。背と座面にクッションがあり、背もたれの曲線が背中にフィットするので、座り心地の良い設計となっています。

今回の取材で使い心地を伺うと、「サイズ感もピッタリでお部屋にも合っています！座り心地も気に入っています。」と仰っていただけました。

3. おわりに

今回のようにトータルコーディネートのご相談をいただくことは少なくありません。

いのくち家具では、ダイニングやリビング、カーテン、ベッドなど家具の取り扱い点数は多く、メーカーごとにコーナーを設けさせていただいているところもあります。

家具は消耗品ほど頻繁に買い換えをすることはありません。また、比較的高額なお買い物になるため、いのくち家具としては、品質が良い商品のご提案はもちろんのこと、お客様の購入後の後悔のないよう、安心して購入していただけるようにご提案をしております。

気になる家具や家具選びの悩みがありましたら、いのくち家具にぜひ相談してください。

デザインだけでなく利便性やお家の間取り、あなたの理想に沿う提案をさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございます！