作業内容
修理対応者より
カリモクのダイニングチェア(写真左)2脚、ナガノインテリアのダイニングチェア(写真右)1脚の座面の張替え修理の依頼をいただきました。
このダイニングチェアは、長年使用されていませんでしたが、ご両親と一緒に住むことをきっかけに修理したいとのことでした。食事の時間はもちろん、それ以外の時間もダイニングに集まってお話ができるように「何とか修理をして使用したい」と考えておられました。
いのくち家具の家具修理ページの中の修理事例をご覧になり、電話にてご相談をいただきました。事例の豊富さに安心感があったとのことです。
修理希望のダイニングチェア計3脚は、座面や背面の張地が劣化で汚れておりましたが、木部はガタつきもなくしっかりしている状態でした。
メーカーの違うダイニングチェアでしたが、お客様の「何とか統一感を出したい」という希望から、色味の似ている木部と調和するように張地を選定し、統一感を出すことをご提案しました。
張地は「SINCOL(シンコール)」で、色味の薄いブラウン系(L-6535)を提案させていただきました。
このシンコールのL-6535は、本革に限りなく近い風合いや肌触りが特徴の張地です。他にも、汚れにくさや耐アルコール/耐次亜塩素酸機能(変色を防ぐ機能)があるため、お手入れがし易く清潔に使っていただけます。
ただし、洗剤やアルコール等で拭き取りやお手入れされた際には、必ず水拭き+乾拭きを行うことをおすすめします。
修理後、仕上がりをご確認いただき、お客様から
「椅子のメーカーは違いますが、張地を一緒にすることで統一感が出て、色も両方の椅子とマッチしているため、修理してよかったです。綺麗に仕上げていただきありがとうございました。」と大変ご満足いただけました。
今回のお客様のように、長年使用していなかった家具を、修理して再び使用したいと思う方は多いと思います。修理についてお悩みの方は、是非いのくち家具のスタッフにご相談ください。
これからチェアやその他家具の購入を検討されている方への家具選びのポイントや家具の修理を検討されている方のために今回の事例が参考になればと思います!
些細なお悩みでも構いませんので、家具のことならなんでもいのくち家具までご相談ください。