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Repairing service

家具修理事例詳細

イタリア製のソファの修理事例|ウェービングテープ交換・ウレタン補充

Before
After

作業内容

ウェービングテープ交換・ウレタン補充

修理対応者より

約20年前に当社でご購入いただいたイタリア製ソファの修理をご依頼をいただきました。存在感のある重厚なスタイルが気に入っておられ、「できれば修理して今後も使い続けたい」とのご希望をいただきました。

 

修理前の状態

ソファの底面が抜けたように大きくへたっており、底に張られていた金巾(かなきん/不織布)も破れていました。
内部を確認すると、座面下でウレタンフォームを支えている“ウェービングテープ”が劣化し、一部が切れて伸びきった状態でした。


張地は本革製で、ところどころ擦れて薄くなっている部分が見られ、内部ウレタンにもへたりが出ていました。ただし、ソファ本体フレームにガタつきや破損はなく、修理で再生できる状態でした。

修理内容

今回、ソファ本体の買い替えも検討されましたが、見積り比較の結果、
張地はそのまま使用し、ウェービングテープ交換+ウレタンフォーム補充+金巾の張替え
という修理内容で進めることになりました。

ウェービングテープ交換(強度アップ仕様)
既存ベルトの劣化を踏まえ、これまでより強度を高めるため、
ウレタンフォーム補充後、テープを縦横の格子組み(クロス張り)で施工しました。
これにより耐久性が大幅に向上します。

金巾の張替え(底面仕上げ)
最後に新しい金巾を張り込み、底面の見た目と強度を整えて仕上げています。


修理後

底抜けのような大きな沈み込みが解消され、座面の弾力がしっかりと復活しました。
見た目も綺麗に整い、これからも安心してお使いいただける状態となりました。

 

お客様の声

「とても気に入ったソファなので修理できてよかったです。引き続き大切に使っていきます。」
と嬉しいコメントをいただきました。

イタリア製ソファの特徴として座り心地の良さが挙げられます。ふんわり柔らかい座り心地にはウェービングテープを使用したものが多いです。最近は硬めにするためにコイルを使用しているソファも増えてきました。今回の修理で、また20年は使用していただけます。

これから家具・インテリアの購入を検討されている方への家具選びのポイントや家具の修理を検討されている方のために今回の事例が参考になればと思います!

買い替えを検討する前に、内部構造の修理で十分再生できるソファも多くあります。座面の沈み込みや革のゆるみなど、お困りごとがありましたらいのくち家具までお気軽にご相談ください。

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