井口家具

Repairing service

家具修理事例詳細

カリモク家具のダイニングチェアの背・座面修理事例|背・座面の張替え

Before
After

作業内容

座面の張替え

修理対応者より

10年前にいのくち家具で購入いただいたカリモク家具のダイニングチェア4脚の背・座面張替えのご依頼をいただきました。

ご依頼のダイニングチェアは、カリモク家具のドマーニブランド、モーガントンシリーズCHA665です。
モーガントンは豪華客船の船内家具をモチーフとして製作されており、とても高級感があります。

今回のご依頼は家具使用者のご両親からいただきました。
修理対象のチェアはご購入後に引越しをされた関東在住の娘さんのご自宅にあるとのことで、「遠方からでもいのくち家具で座面の張替え対応はできますか?」というご相談でした。

もちろんいのくち家具では遠方からでも家具修理は承っております。家具移動の送料をいただき対応させていただいております。
ただし、状況によっては、メーカー修理をおこなう場合もございます。

今回のチェアについて詳細を伺うと、娘さんがご結婚時にご購入されたチェアで、海外への引越しが決まったため、思い入れのあるチェアを持っていくためにきれいにしたいということでした。

チェアの状態を写真やお電話で確認させていただくと、長年ご使用いただいていたため、4脚とも張地表面に毛羽立ちが見られ、座面に若干へたり感がありました。

ドマーニブランドのチェアは構造が特殊で、背もたれは背中をぴったりとホールドするために複層構造になっています。
この3次元複層構造はカリモク独自の技術のため、今回の修理は製造したメーカーのカリモク家具にて修理を行いました。

背・座面の張地について、お客様からは同じものにしたいとのことでしたが、すでに廃番になっていたため、ドマーニ専用の張地サンプルを取り寄せ、そこから選んでいただくことになりました。
娘さんとメールや電話でやり取りをしつつ、ドマーニ専用張地の中から2種類の柄・4色まで絞っていただき、お選びいただいた計8枚のサンプルを千葉県の娘さんのもとにお送りしました。

お送りしたサンプルの中から金華山織のリーフ柄をお選びいただき、今までの張地と比べて立体的な手触りと、美しい藍色を気に入っていただきました。

修理後、お客様には「張替え前と雰囲気が変わって、また大事に使っていきます。」とご満足いただきました。

今回のお客様のように、思い入れのある家具を修理して引き続き使用したいと思う方は多いと思います。修理についてお悩みの方は、是非いのくち家具のスタッフにご相談ください。
これからチェアやその他家具の購入を検討されている方への家具選びのポイントや家具の修理を検討されている方のために今回の事例が参考になればと思います!
些細なお悩みでも構いませんので、家具のことならなんでもいのくち家具までご相談ください。

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