作業内容
修理対応者より
ナガノインテリアの円形テーブルの塗装修理のご依頼をいただきました。
このダイニングテーブルは、25年前にチェアとセットでいのくち家具にて購入いただきました。(幅180cm 奥行180cm 高さ71cm)
「サイズ感と重厚感が気に入っているので、できるなら今後も使い続けたい。」とのことで修理を相談していただきました。
数年前にもチェアの張替えとフレーム塗装で修理のご依頼をいただいております。
ダイニングテーブルの状況を確認すると、天板の表面が所々白くなっていて、少しべたつきも感じられました。恐らく、アルコールの拭き残しや、鍋など熱いものを長時間置いてしまっていたことが原因と思われます。
他にも、経年劣化によるものと思われるテーブル表面の塗装に割れや剥がれがありました。
また、テーブル天板の縁が擦れて塗装が剝がれている状況でもありました。
状況を確認した上で、テーブル脚部に損傷は見られないため、今回は天板のみ再塗装ということで修理を行うことになりました。
〈塗装工程〉
①天板表面の塗装をサンダー(研磨機)綺麗に剥す
②天板表面に下塗りの塗装を行う(テーブル脚部と色調を合わせた塗料を調整使用)
③塗装した塗膜表面はかすかな凹凸があるので、細かい番手のサンドペーパーで研磨する
④再度塗装する(状態を見ながら③④の工程を2~4回程度繰り返す)
⑤仕上げの塗装を行い完成
修理後、仕上がりをご確認いただき、お客様から「見違える仕上がりにびっくりしています。木目もはっきりして、まるで購入時に戻ったみたいです」
「汚れはこまめにふき取って大事に使っていきます」と大変ご満足いただけました。
今回のお客様のように愛用しているものを可能な限り使用したいという方は多いと思います。修理についてお悩みの方は、是非いのくち家具のスタッフにご相談ください。
これからダイニングテーブルやその他家具の購入を検討されている方への家具選びのポイントや家具の修理を検討されている方のために今回の事例が参考になればと思います!
些細なお悩みでも構いませんので、家具のことならなんでもいのくち家具までご相談ください。