作業内容
修理対応者より
今回は、愛用のダイニングチェアの座面下の木が割れたというご連絡を受け、修理のご依頼をいただきました。
いのくち家具でご購入いただいた商品になります。
ご自宅にお伺いしお話をお聞きすると、ご主人がチェアごと転倒されたそうです。(お怪我はなかったようで何よりです。)
このカリモク(karimoku)のダイニングチェアは購入されてから約7年ほど経っているそうです。
チェアを確認すると、側面の幕板(横桟)が木目に沿って割れていました。
約7年の負荷で割れたのだと思われます。
修理の打ち合わせでは、修理方法を2つ提案させていただきました。
①弊社での修理
費用小、輸入品やメーカーで修理できないものも対応可能
②製造メーカー(カリモク家具)での修理
費用大(家具による)、製造したメーカーでの修理のため以前のような仕上がり
こちらの2つの違いをご説明し、家具の保証の対象外ではありましたが製造メーカーのカリモク家具での修理となりました。
修理内容:座面の脱着、横桟の割れ接着と、木ネジで縦方向固定
〈いのくち家具のONE POINT〉
修理したい家具の製造メーカーがわかることでスムーズな修理対応ができます。
一度、ご自宅の家具の製造メーカーを確認することがおすすめです!
修理後にチェアをお届けにあがると、「買い替えと比べだいぶ安く済んだ」と喜んでいただきました。
また「今後も永く使っていきたい」と家具屋として嬉しいお言葉をいただきました。
カリモク家具から「横桟の木ネジ固定は座面裏側からのもみ込みなので、
外見からわからないよう配慮しました」とお客様への配慮の連絡を受けました。
今回の方のように急に割れが起きてしまうことも考えられます。
家具は天然木を使用していますので、経年劣化等での何かの拍子で割れが生じることがあります。
(製造過程で十分に乾燥を施していても割れてくることがあります)
しかし、修理してまだまだご使用できるものもあるので、
ご使用時に違和感など感じたら、お早めにご相談ください。
これからチェアやその他家具の購入の検討されている方の家具選びのポイントや
家具の修理を検討されている方のために今回の事例が参考になればと思います!
些細なお悩みでも構いませんので、家具のことならなんでもいのくち家具までご相談ください。
ただ家具選びや修理相談を受けるのではなく、使い勝手やメンテナンス、
お部屋とのコーディネートを含めご提案させていただきます。
桟木の割れ接着と、木ネジで縦方向固定